売却ブログ
2025.08.11
不動産の売却方法って何がありますか?と質問されました。

不動産売却アドバイザー 山本です。
最近お客様よりリースバックと聞くけどどう?、買取はどう?と
話をよく聞きます。
よく家を売りたい~となるのが仲介です。買取やリースバックは
何らかの事情によって、それを解決するために仲介に出来ない場合の
選択肢になるかと思います。
不動産売却の方法は大きく分けてこの3つですが、選び方によって「価格・スピード・住み続けられるか」が大きく変わります。
1. 仲介(不動産会社が買主を探す)
概要:不動産会社が市場に物件を出し、買主を見つけて売却する方法。
売主=一般の買主へ直接売却
メリット
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高く売れる可能性大:市場価格またはそれ以上で売れる場合もある
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選べる買主:条件の合う人を探せる
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透明性が高い:売却過程が明確
デメリット
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売却期間が長くなる可能性(数か月〜半年以上)
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内覧や広告対応の負担
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買主ローン審査落ちなどで契約解除のリスク
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引き渡し後は住み続けられない
2. 買取り(不動産会社が直接買う)
概要:不動産会社が自社在庫として直接購入。
メリット
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即現金化:最短数日〜数週間で決済可能
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内覧や広告不要
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契約不適合責任を免除してもらえることが多い
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引き渡し時期の融通が利きやすい
デメリット
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価格が相場より低い(3割~安)
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買取後にリフォームや再販されるので利益分が差し引かれる
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高値を望む場合には不向き
3. リースバック(売却後に賃貸で住み続ける)
概要:一度物件を売却し、その買主(多くは不動産会社)と賃貸契約を結び、そのまま住み続ける方法。
メリット
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売却益を得つつ住み続けられる
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引越し不要
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現金化が早い(買取型が多い)
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家の名義や固定資産税の負担がなくなる
デメリット
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売却価格は買取よりも低い傾向
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家賃が発生(将来ずっと住める保証はない)
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長期的に見ると家賃総額が高くなる可能性
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契約更新や買戻し条件が制限されることもある
何を選択するべきか、それは売る方の事情にもよるかと思います。
もし、その判断をするのにもっと詳しく聞きたい場合はいつでも
私に連絡下さい。
家を売った後も生活は続くわけです。
その為に家をいくらで売るか以外にも様々な悩みが生じます。
一緒に悩んで、考えて、売却を目指していくことが大事だと思います。